タミヤTG−10ロータリーエンジン搭載車に追加改造しましたので報告させていただきます。
@エンジン関連の追加改造
・エンジン冷却の効果を上げる為、前後輪を接続するシャフトに当たらない程度に自作冷却ファン
の大きさを変更しました。
・ロータリーエンジンの長いシャフトを支える為の部品を追加。
ロータリーエンジンは通常のR/C自動車用のスタータが使用できない為、飛行機に使うような
スタータを使用しますが、フライホイールに強く当てることにより、エンジンシャフトに取り
付けたギアを止める為のネジが曲がってしまうという不具合があり、ギア側でシャフトを支え
る為の部品を追加しました。また、この改造により、ロータリーエンジンの長い駆動系シャフト
のブレを大幅に改善することもできました。
・排気系の膨大な発熱を改善するための対策
排気系の膨大な発熱により、排気処理に利用したシリコン排気パイプとプレシャーパイプのシリ
コンチューブが炭化するという現象が発生。また、マフラー直下にある、サーボも熱による影響
を受けていた。これを改善する為、純正マフラーの使用を中止。
エンジンの排気口にフレキシブルエキゾーストパイプが接続できるような変換部品を取り付け、
フレキシブルエキゾーストパイプで一度排気を引き出し、車体後方で専用マフラーに接続する
ような構造に変更しました。
(排気系については全て、三重県のベルテックのご協力をいただき専用の部品を作製しました。)
A足回りの追加改造
・通常は純正のラバータイヤですが、グリップに問題があり、スポンジタイヤに変更
タミヤのミニクーパレーシング1/8(TG−10)は通常の1/8サイズのタイヤより、幅が小さめで多少の加工が必要となりましたが何とか対応しました。
添付写真はラバータイヤですが実際はスポンジタイヤに変更しております。
グリップ等の性能も改善され、安定した走行が確保できました。
画像をクリックすると拡大表示されます。
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最終改良を加えました。
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