今回は愛車であるタミヤTG-10mk.1の水冷化を行いました。
エンジンはOS製15CV−MX(ボート用)を使い、ラジエターは銅パイプ及び銅板にて自作しました。
水の循環系統に関しては、手動式の燃料ポンプを分解し、ポンプの部分を採用。
ポンプのシャフト部分に手を加えてプーリーを取り付け、エンジンシャフトから
ベルト駆動により、動力を得るしくみです。
よって、車が停止している状態でも、水は循環するような構造になります。
また、水のタンク(80CC)を備えておりますので水量も十分あり、水冷化の効果も それなりに出ていると思います。(1タンクを中くらいの回転数にて実験)
ラジエターに付いては車の前方のバンパー付近に搭載する方向で検討しましたが、
形状(大きさ)が制限され放熱効果が期待できないため、車体中央付近に搭載しております。
今後の課題としてラジエターの放熱効果をもう少し向上させる方向で改造を加えていきたいと考えております。
その他、簡単にエンジン始動ができるようにリコイルスタータを外し、電動スタータ仕様に改造しました。
電動スタータはタミヤ製を利用しましたが、OS製エンジンには単純に取り付けできず、
(リコイルのシャフト径が合わない等)改造することで何とか取り付けに成功しました。